2016年6月27日発売(生産終了/後継機:AS-100+)
AS-100 (2016モデル)は、小型ながら18W + 18Wの出力を持つ、クリアで力強くリアリティある音を再現する、高品質デジタルアンプです。
前モデルAS-100から更なる高音質化を図り、サイズからは想像できないクラスを超える音を実現しました。
「AS-100(2016モデル)」および前モデル「AS-100」は、デジタルアンプ(D級アンプ)の高効率/低発熱の特性を活かし、小型のデスクトップサイズながら18W+18Wの出力をもち、クリアで深みのあるサウンドを実現するプリメインアンプです。
弊社のデジタルアンプの最大の特徴は、スペック上の数値には現れない「聴感上の音質」を徹底的に追求した回路・基板設計。経験豊富なベテランの日本のエンジニアが、何度も試作と試聴を繰り返しながら最適なパターンや構成を突き詰めることで、低価格ながらクラスを超える音質を実現しています。
例えば、同じデジタルアンプIC「TDA7941HV」を搭載した他の機種と比べても、その音の深みやリアリティに違いを感じられることでしょう。
従来の「AS-100」は、Soundfort の前身となる「DKL Audio」ブランドにて、「AP-90」として販売されていたモデルをブランドの刷新にあわせて名称を改めたモデルですが、前述のような優れた基本設計と音質の高さから、ロングセラー機として大変ご好評を頂いておりました。
そしてこの AS-100 (2016モデル) では、前モデルの基本回路設計を受け継ぎながら、内部基板を全面刷新し、大幅な音質向上と耐久性の向上を実現しています。
一聴してわかるのが、奥行き感や立体感、空間の広がり、低音域の力強さで、空気感や音像定位もよりリアルに感じられるでしょう。さらに、全帯域にわたって、入力信号に対するレスポンスが向上し、微細な音から力強い音までクリアに描き分け、かつ聴き疲れしないサウンドを実現しています。
従来機もコストパフォーマンスの高さに定評がありましたが、AS-100 (2016モデル) は価格はそのままに、さらに上級機とも肩を並べられるほどの音質を実現しています。
デジタルアンプICには、ドライブ能力に優れたSTマイクロ社製「TDA7941HV」を引き続き採用。
出力段のローパスフィルター回路には、周波数・温度特性に優れたPPSフィルムコンデンサ、デジタルアンプ用に設計されたTOKO製コイル等を採用。
こうした基本構成は引き継ぎながら、 AS-100 (2016モデル) では細部にわたって回路や部品配置の合理化とクリーン化を図ることで、無闇に高価な部品を採用することなく、価格を抑えたまま「デジタルアンプの性能を最大限に引き出す」ことに成功しています。
例えば、オーディオアンプの要とも言える電源部には、新たに入力部に入出力双方向のノイズフィルタを追加し、中にも外にも不要なノイズを出さないクリーンな電源を確保。さらに、従来から採用している大容量コンデンサを含め、デジタルアンプICを中心とした左右シンメトリー構成をさらに一段と推し進めることで、チャンネルセパレーションをより一層向上。
電源スイッチ部は PowerFET 制御に変更し、電圧監視ICを組み込むことで電源投入時のポップノイズを低減するとともに、耐久性も大幅に向上させています。
この他にも、RCA入力の信号をダイレクトに前面ボリューム部近くのプリアンプ部に入力する、基板をバイパスする配線など、音質と生産性の向上を両立させる工夫も随所に採り入れています。
前モデル「AS-100」から貫かれているのは、「シンプル」に徹すること。
前面パネルには、電源スイッチ、電源ランプ、2段階のゲイン切替スイッチ、アルミ削り出しのボリュームつまみのみ。
ゲイン切替スイッチは、あらゆるタイプのスピーカーに対応させたり、一時的に音量を下げたい場合に使うもので、特に音質に影響を与えるものではありません。
AS-100(2016モデル)は、入力された信号を色付けせずに素直に増幅してスピーカーに出力する、というプリメインアンプとしての役割を、シンプルかつ丁寧に果たすことで、日常の使い勝手だけでなく、入力する音源やスピーカーの違いも愉しめるような製品としています。
どんな場所にも設置できる、幅10cmにも満たないシンプルな小型デジタルアンプで、気軽に音楽を楽しむことで生活をより豊かなものにする、という Soundfort の想いを凝縮した AS-100(2016モデル)。
ぜひその音を実感してみてください。
最大出力 | 18W + 18W at 6Ω THD 10% |
周波数特性 |
20Hz - 20KHz +0/-0.3dB (8Ω 1W) |
歪特性 | 0.08% (1kHz 1W at 8Ω) |
S/N比 |
< -80dBA |
外形寸法 |
H48 x W94 x D121mm(突起部を除く) H52mm(インシュレーターを含めた高さ) |
重さ | 約405g |
添付品 | ACアダプター(15V/2.3A), RCAケーブル (0.5m), 取り扱い説明書 |
※製品の仕様及び外観は改良等のため予告なく変更する場合があります。
「サポート」→「よくあるご質問」に、製品のご使用における、よくあるご質問や留意事項等を掲載しておりますので、ご確認ください。
この度、ご自身のブログなどでSoundfort製品(現行3機種)を使用した感想や評価をしていただくレビューの対象機種にSA900を追加いたしました。
“低能率のスピーカーでもちゃんと低域が制動できてるのに感心”
2015/4/1(AS-100)
デジタルアンプAS-100・・・届いてから毎日働いてもらってます。場所を取らないのが何よりいいです。
それにしてもこんなに小さいのにいい音です!
小田和正や福岡ユタカ、松任谷由実に声がまさに「あ!これこれ!」って感じで、アルバムだけでなくライブ盤などでも納得の音です。
また、(マイク2点録音の)マーラーの5番のオープニングの低音部が今までのアナログアンプよりとてもクリアーに出たのが印象的で、うちの低能率のスピーカーでもちゃんと低域が制動できてるのに感心しました。
10年使ってるアナログアンプも気に入ってましたが、今ではAS-100をメインにして聴いています。
正直もう一台欲しいです。
これからも手頃な値段で良い商品を出していってください。
御社のますますのご発展をお祈りしております。
「村上」様/お問い合わせ&感想より
“音源に忠実で、クリアーで素直な音”
2015/2/24(AS-100)
おいそがしい所、ご対応いただきましてありがとうございました。
AS-100は音源に忠実で、クリアーで素直な音で大変気に入りました。
「前田」様/お問い合わせ&感想より
“快調に動作し良い音を聞かせてくれています”
2015/1/21(AS-100)
AS-100をYahoo Shopping経由で購入しました。
商品は快調に動作し良い音を聞かせてくれています。
「野崎」様/お問い合わせ&感想より
“コンパクトかつクリア”
“中国のコストで日本のクオリティ、そんな印象を受ける魅力的な製品”
2012/4/29(AP-90/旧DKL製品名)
今はなきトライパス社のIC以外で、15V以上の耐圧のあるディジタルアンプを探していたら、これを見つけました。箱を開けて、先ずその小ささに驚き、 Aurasoundの8cmフルレンジにつないで、音のクリアさに感嘆しました。
D級は余韻の再現が難しいかなと思っていましたが、それもいい感じです。 また、この手のデジタルアンプは低域が不足気味との評判ですが十分だと感じました。付属のスイッチングACアダプタがいいのかもしれません。
ディジタルアンプはICEPOWER擁するTEACのA-H01を持っていますが、前述のスピーカではダイレクトさでこのアンプの方の良さを感じました。外観の仕上げも丁寧です。最近人気の中国製アンプは最初からキズがついている場合があると聞きますが、これはそんなことはなく、梱包箱もきれいでしっかりしていました。
中国のコストで日本のクオリティ、そんな印象を受ける魅力的な製品でした。このアンプとシリーズで出ているUSB-DAC、ヘッドフォンアンプも欲しくなりました。
「響21年」様/Amazon customer reviewより